浄土真宗本願寺派の本山である龍谷山本願寺(通称・西本願寺)に参拝してまいりました。
西本願寺は、世界文化遺産の一つとして登録されている寺院であり、桃山文化を今に伝える豪壮華麗な建築や文化財を数多く有しています。
境内には、御影堂、阿弥陀堂、唐門、飛雲閣、書院、北能舞台など、数多くの国宝建造物があります。中でも、精緻な彫刻で飾られた唐門は特に有名で、その見事さから「日暮門(ひぐらしもん)」とも呼ばれています。あまりに見事な細工のため、眺めているうちに日が暮れてしまうという意味からこの名がついたといわれています。
唐門に施された彫刻の中には麒麟の姿も見られますが、この麒麟がキリンビールのロゴの麒麟のモデルになったという説もあるそうです。
久しぶりに西本願寺へお参りし、御影堂と阿弥陀堂に上がり心静かに手を合わせてまいりました。大きなお堂の中でお念仏を称えますと、自然と心も落ち着き、日頃の慌ただしさを忘れるひとときとなりました。
また今回は、国宝である飛雲閣が特別拝観の期間でありましたので、こちらも拝観することができました。飛雲閣は金閣寺、銀閣寺と並び「京都三名閣」の一つとされる建物です。当時、本願寺の法主が身分の高い公家や文化人を招き、社交の場として用いた建物といわれています。とても趣深く、往時の文化の豊かさを感じさせるものでした。
しばし目を閉じ、当時の人々がこの場所で語らい、風雅を楽しんでいたであろう情景を思い浮かべますと、桃山時代の優雅な空気が今もどこかに漂っているように感じられます。
このような歴史ある場所で手を合わせることができたご縁に感謝しつつ、改めて日々のお念仏の大切さを味わう参拝となりました。















